プレスリリース

シーメンスNX、分野を越えたコラボレーションとナレッジ・キャプチャーを提供

21 6月 2022
プラノ、テキサス、米国。

シーメンスのNXの最新リリースでは、多くの既存機能が強化、包括的に最適化されただけでなく、機械チームと電子チームが協働できる新しいコラボレーションツールが提供され、取得および再利用できる情報が拡充されました。

シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェア (以下シーメンス) は本日、業界をリードする製品エンジニアリング・ソリューション、シーメンスNXTMソフトウェアの最新版を発表しました。新しいリリースでは、共同電子設計、コラボレーション、インテリジェンス・キャプチャー、再帰利用等が強化されています。これらの機能は、あらゆる業界のエンジニアが共通して必要とするものとして、業務の生産性と作業効率を大幅に向上させることが期待されています。

シーメンスの製品エンジニアリング・ソフトウェア担当シニア・バイスプレジデントであるボブ・ハブロック (Bob Haubrock) は次のように述べています。「新興企業から老舗企業まで、イノベーターとパイオニアはNXを使っています。設計、エンジニアリング、製造の未来をともに模索する信頼できるパートナーとしてシーメンスを選んでくれているのです。最新リリースは、それらすべてのユーザーが使う機能を強化しています。複数の職種にまたがってよりインテリジェントに作業し、より多くの知識を吸収し、それを再利用して、最適な設計をこれまで以上に効率的に実現できるようにします。それら新機能のほかにも、スケッチやコンバージェント・モデリングなどのコア・テクノロジーへの大規模な投資も行っており、ユーザーが日々の活動で必要とするツールセットのさらなる充実も進めています。」

NXは、ソフトウェアとサービスのポートフォリオ、シーメンスXceleratorの一部として、幅広い機能で生産性とユーザーエクスペリエンスの向上を提供します。

NXは、Siemens EDA (以前のMentor Graphics) によって確立された電子・電気エンジニアリング分野におけるリーダーシップと専門知識を活用し、リジッドおよびリジッド・フレックスPCB設計向けの堅牢なワークフローによって電子設計コラボレーション機能をさらに拡張しました。製品の複雑化が進む一方、パッケージングによる制約がある中で、ここでの進化は特に重要です

NXは、Siemens EDA(旧Mentor Graphics)に蓄積されたシーメンスの電気/電子工学分野におけるリーダーシップと専門知識を活用して、リジッドおよびリジッドフレックスPCB設計の堅牢なワークフローで電子設計コラボレーション機能をさらに拡張します。

例えば、フィーチャー・テンプレートは、NXデータに埋め込まれた知識をコードレスで再帰利用する新しいアプローチです。ユーザーは、設計作業を繰り返すうちに、その価値に気付くでしょう。このテンプレートは、ユーザーがデータの再利用を重ねることで、そのレベルを引き上げていくことができ、純粋なパラメトリック・ジオメトリ・フィーチャーからPMIや要件チェックなどへと拡張していくことが可能です。この機能を活用していくことで、知識の効率的な再利用と設計とエンジニアリング・チーム間のコラボレーションが活性化されます。

今、業界分野に関わらず、外見上の美しさが機能性、効率、パフォーマンスと同様に重要となってきていますが、NXは、もとより複雑な形状開発において特に秀でていることで知られています。その最新リリースでは、パラメトリック機能を強化したカーブ作成および編集機能や、複雑なパターンや形状をより効率的に作成できるコンバージェント・モデリング・ワークフローをサポートするNX Algorithmic Modelingなど、設計者が必要とし、その顧客が求める形状を作成するための新たなツールを提供しています。

また、NX Topology Optimizerは、これまでのソリューションの機能に置き換わるだけでなく、それを超えるものとなりました。設計と製造の制約を考慮しながら、アセンブリ用パーツの最適化を行い、異なる材料、複数の設計要件の最適化も同時に進めることを可能にしています。

多元対応の最適化向けに最近導入されたNX Design Space Explorerは、範囲を微調整しながら細分化させる検索を同時に、複数実行させることができ、SimcenterTM HEEDSTMソフトウェア実行オプションとも完全に統合され、ベースライン、ランダムシード、正規化によるアプローチのいずれにも対応します。この幅広い対応によって、お客様は複雑な最適化タスクの実行を自動化によって効率化でき、市場投入時間とコストの削減を製品開発の設計エンジニアリングの段階で実現できます。

Lifecycle Insightsの業界アナリストであるアルビンド・クリシュナン (Arvind Krishnan) 氏は次のように述べています。「今日の機械製品は複雑化しており、エンジニアは機械、電気、電子すべての知識を併せ持っていなければなりません。各分野から別々にデータを持ち寄っても、製造段階では設計時の想定が保たれない場合があります。そのような場合には、速やかな対応が重要です。例えば、電子機器筐体への冷却ファンの取り付けです。この段階での共同作業は、エンジニアにとって大きなメリットになります。まず、電子基板の設計に変更が生じたとします。そこにファンや筐体の設計を担当するメカニカル・エンジニアがいれば、変更にもすぐに対応できます。そして、その逆の場合も同じです。NXが提供するクラス最高の電気機械設計ツールは、機械、電気、電子の各分野に対して発生する、種類の異なる要件を秩序立てて融合させ、共同作業環境でのタスクへと整理、統合させます。」 

シーメンスNXの最新リリースの追加情報については、NXの概要に関するブログ記事をお読みいただくか、2022年6月21日午前11時 (東部標準時間) より開始のYouTubeプレミアイベントをご覧ください。アーカイブは、事後随時ご覧いただくことができ、必要に応じて埋め込み引用展開も自由です。

シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェアは、エンジニアリング、製造、電子設計といった技術的分野を結合し、「将来」の目標を今実現するために努力を続けるデジタル企業を支援しています。同社のXcelerator製品ポートフォリオは、あらゆる規模の企業がデジタルツインを作成 / 活用することで、イノベーションを推進するための新しい洞察力や機会、そしてさまざまな段階における自動化を促進する支援をします。シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェアおよびXceleratorソフトウェア / サービス・ポートフォリオの詳細については、siemens.com/softwareをご覧いただくか、LinkedInTwitterFacebookInstagramをフォローしてご確認ください。シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェア –– Where today meets tomorrow.

注:シーメンス関連の商標リストについてはこちらをご覧ください。その他の商標はそれぞれ各所有者に帰属します。

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